
タイムズカーで不正アクセスが発生し、約660万アカウントについて第三者による情報取得が確認されたと発表されました。
「自分の免許証情報は大丈夫?」
「免許証の画像が流出したら何をすればいい?」
「JICCやCICに本人申告したほうがいい?」
「本人申告の手数料はタイムズカーが負担してくれる?」
など、心配になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タイムズモビリティの公式発表をもとに、今回の情報流出で確認されていることや、免許証情報が流出した場合に検討できる対策をまとめます。
※この記事は2026年9月30日時点で公表されている情報をもとに作成しています。今後、タイムズモビリティから追加発表が行われる可能性があります。
- タイムズカーで何が起きた?
- どんな情報が流出した?
- 免許証そのものを再発行したほうがいい?
- 免許証画像が流出した場合、JICCに本人申告できる?
- 本人申告とは?
- JICCの本人申告にかかる手数料
- JICCの本人申告は何年間登録される?
- CICにも本人申告制度がある
- 全国銀行個人信用情報センターにも本人申告制度がある
- JICC・CIC・KSC、全部登録したほうがいい?
- 本人申告にはお金をかける価値がある?
- タイムズカーから補償や見舞金はある?
- タイムズカーへの問い合わせ先
- 不審なメールやSMSにも注意
- 今回の件で確認しておきたいこと
- 私もタイムズカーの情報流出対象に。JICC・CIC・KSCに本人申告する予定
- タイムズカー以外のカーシェアも検討してみる
- 関連記事
- まとめ
タイムズカーで何が起きた?
2026年9月25日、タイムズモビリティは、タイムズカーWebシステムへの不正アクセスを検知したと発表しました。
その後の調査で、第三者による不正アクセスが行われ、不正アクセスを受けたシステムに保存されていた一部の会員情報について、第三者に取得されたことが確認されています。
2026年9月28日に公表された第2報では、現時点で漏えいしたアカウント数は約660万件とされています。
対象には、タイムズカーの会員だけでなく、退会済みの会員や、入会を申し込んだものの入会完了していない人も含まれています。
なお、タイムズモビリティは現時点で、漏えいした情報が不特定多数に公開された事実や、本件に起因する個人情報の不正利用等の事実は確認されていないとしています。
どんな情報が流出した?
タイムズモビリティの発表によると、対象者によって異なりますが、以下のような情報が含まれています。
・氏名
・住所
・生年月日
・電話番号
・メールアドレス
・会員番号
・免許情報
・本人確認書類
・法人会員情報
・連携サービスIDなど
そのため、タイムズカーで運転免許証などの本人確認書類を登録したことがある人は、免許証情報や画像が対象になっていないか気になるところです。
対象者には、タイムズモビリティから順次、個別に案内するとされています。
免許証そのものを再発行したほうがいい?

今回のケースは、免許証そのものを紛失したのではなく、免許証の情報や画像が流出した可能性があるというものです。
そのため、
「免許証画像が流出した=必ず免許証を再発行しなければならない」
とは限りません。
まずはタイムズモビリティからの案内を確認し、必要に応じて本人申告などの対策を検討する方法があります。
実際に免許証そのものを紛失・盗難された場合は、通常の紛失時の手続きが必要になります。
免許証画像が流出した場合、JICCに本人申告できる?
できます。
JICC(日本信用情報機構)は公式FAQで、
「運転免許証等の現物は手元にあるが画像など情報が流出してしまった場合」
についても本人申告コメントを登録できると案内しています。
この場合は、本人申告コメントのうち、
「名義の悪用防止」
を選択します。
つまり、
「免許証をなくしていないから本人申告できない」
というわけではありません。
今回のように免許証の現物は手元にあるものの、画像などの情報流出が心配なケースでは、この制度を検討できます。
本人申告とは?
本人申告とは、本人確認書類の紛失・盗難や、名義を悪用されるおそれがある場合などに、本人から信用情報機関へ申告しておく制度です。
登録された本人申告情報は、加盟会員が信用情報を照会する際に、与信取引上の判断の参考として利用される場合があります。
ただし、本人申告を登録したからといって、不正利用を完全に防げるわけではありません。
あくまで名義悪用を防ぐための対策の一つとして考える必要があります。
JICCの本人申告にかかる手数料
JICCでは、本人申告コメントの登録方法によって手数料が異なります。
スマホから申し込む場合
700円(税込)
クレジットカードまたは携帯キャリア決済で支払います。
本人確認書類2点による認証など、スマートフォンを使って手続きを進められます。
なお、iPhoneから申し込む場合は携帯キャリア決済が利用できず、クレジットカードでの支払いとなります。
郵送で申し込む場合
1,111円(税込)
本人申告コメント1種類あたりの手数料です。
コンビニエンスストアのマルチコピー機などで本人申告利用券を購入して申し込みます。
スマホから申し込める場合は、700円で手続きできるため、郵送より手数料を抑えられます。
本人申告と信用情報の開示は別
注意したいのが、
「本人申告」と「信用情報の開示」は別の手続き
ということです。
今回のように名義悪用への対策として本人申告だけを行う場合、信用情報の開示まで申し込む必要はありません。
信用情報の開示を同時に申し込む場合は、別途開示手数料がかかります。
JICCの本人申告は何年間登録される?
JICCの本人申告コメントは、原則として登録日から5年間です。
本人から削除を申し込むこともできます。
CICにも本人申告制度がある
信用情報機関には、JICCのほかにCICがあります。
CICにも本人申告制度があるため、今回のような個人情報流出が心配な場合は、CICの最新の案内も確認しておくと安心です。
手数料や申込方法については変更される可能性があるため、実際に申し込む際はCIC公式サイトで最新情報を確認しましょう。
全国銀行個人信用情報センターにも本人申告制度がある

全国銀行個人信用情報センター(KSC)にも本人申告制度があります。
現在はスマートフォンやパソコンからオンラインで本人申告を行うことができ、マイナンバーカードを利用して本人確認を行います。
オンラインでの本人申告の手数料は500円(税込)です。
支払い方法は、クレジットカード・デビットカード、PayPay、携帯キャリア決済などに対応しています。
なお、郵送で申し込む場合は手数料が異なります。
JICC・CIC・KSC、全部登録したほうがいい?
「3つ全部に登録しないと意味がない」というものではありません。
JICCでは、本人申告コメントについてCICや全国銀行個人信用情報センターとの情報交流について案内しています。
ただし、それぞれ加盟する金融機関や利用される場面が異なります。
そのため、
「必ず3機関すべてに登録する」
と決めつけるのではなく、それぞれの公式情報を確認したうえで、自分に必要な対策を考えるのがよさそうです。
特に今回のように「免許証の現物は手元にあるが、画像などの情報が流出した可能性がある」というケースでは、JICCが「名義の悪用防止」という本人申告について明確に案内しています。
本人申告にはお金をかける価値がある?
本人申告は、不正利用を完全に防ぐ制度ではありません。
そのため、手数料を支払って登録するかどうかは、それぞれの状況や不安の程度を考えて判断することになります。
今回のタイムズカーの件で免許証画像などの情報流出が心配な場合は、本人申告を名義悪用への対策の一つとして検討できます。
タイムズカーから補償や見舞金はある?
ここも気になるところです。
「免許証情報が流出したなら、本人申告の700円はタイムズカーが負担してくれる?」
「情報流出に対する慰謝料や見舞金はある?」
と思う方もいるかもしれません。
2026年9月28日に公表されたタイムズモビリティの第2報では、約660万アカウントについて第三者による情報取得が確認されたことや、個人情報保護委員会・警察への報告、原因や影響範囲の調査などについて説明されています。
一方、現時点の公式発表では、今回の情報流出について一律の補償金・見舞金を支給するという案内や、本人申告にかかる費用をタイムズモビリティが負担するという案内は確認できません。
そのため、現時点では、
「本人申告の700円をタイムズカーが負担してくれる」
とは考えないほうがよさそうです。
ただし、タイムズモビリティは今後の調査で新たな事実や影響を確認した場合、対象となる人へ速やかに連絡するとしています。
今後、追加対応や補償について新たな発表が行われる可能性もあるため、最新情報を確認しておきましょう。
タイムズカーへの問い合わせ先
今回の個人情報流出については、タイムズモビリティが専用の問い合わせ窓口を設けています。
問い合わせフォームから確認することもできます。
「自分の情報が対象になっているか確認したい」
「免許証情報について確認したい」
「今回の件で具体的な被害が発生した」
など、個別の事情がある場合は、タイムズモビリティへ直接問い合わせるのが確実です。
不審なメールやSMSにも注意
個人情報流出後は、流出した情報を利用したフィッシングなどにも注意が必要です。
タイムズモビリティは、今回の件について、同社を装ったメール・SMS・電話などに注意するよう呼びかけています。
タイムズモビリティがメール・SMS・電話などで、パスワードやクレジットカード情報を尋ねることはないとしています。
「本人確認が必要です」
「アカウントを確認してください」
などの連絡が届いても、リンクをすぐに開いたり、パスワードや認証コード、カード情報を入力したりしないようにしましょう。
今回の件で確認しておきたいこと
タイムズカーの情報流出が心配な場合は、次のことを確認しておくと安心です。
① タイムズモビリティからの最新情報を確認
自分の情報が対象になっているか、個別案内が届いていないか確認します。
② 不審なメール・SMSに注意
タイムズカーを装ったフィッシングなどに注意します。
③ 免許証画像などの流出が心配なら本人申告を検討
JICCでは、免許証の現物が手元にあっても、画像などの情報が流出した場合は「名義の悪用防止」の本人申告が可能です。
④ 必要に応じてCIC・KSCも確認
CICや全国銀行個人信用情報センターにも本人申告制度があります。
⑤ 今後のタイムズモビリティの発表を確認
今後、新たな事実や追加対応が発表される可能性があります。
私もタイムズカーの情報流出対象に。JICC・CIC・KSCに本人申告する予定
私自身もタイムズカーから、今回の情報流出についての案内メールが届きました。
実際に自分が対象になっていると分かると、
「免許証の画像は大丈夫なのかな?」
「このまま何もしなくていいのかな?」
と、やっぱり不安になります。
そこで、私は今回の件について、JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの3つの信用情報機関で本人申告をする予定です。
本人申告をしたからといって不正利用を完全に防げるわけではありませんが、免許証情報などの流出が心配なため、できる対策はしておこうと思っています。
特にJICCでは、免許証の現物が手元にある場合でも、画像などの情報が流出したケースについて「名義の悪用防止」の本人申告が案内されています。
今回の件で同じように対象になった方の中には、
「本人申告って必要なの?」
「3つ全部やるべき?」
「手数料はいくら?」
と迷っている方もいると思います。
同じように今回の対象になった方の参考になればと思い、私が確認した内容をまとめました。
※本人申告をするかどうかは、それぞれの状況に応じてご判断ください。
タイムズカー以外のカーシェアも検討してみる

今回の情報流出をきっかけに、「今後もタイムズカーを使い続けるか迷う」という方もいるかもしれません。
カーシェアはタイムズカーだけではなく、楽天カーシェアやdカーシェアなどのサービスもあります。
料金や使えるステーション、ポイントなどを比較して、自分の使い方に合うサービスを選ぶのもひとつの方法です。
楽天カーシェア
楽天カーシェアは、楽天が提供するカーシェアの予約サービスです。
月額費0円!ガソリン代・保険・補償費込み!
普段から楽天ポイントを利用している方なら、カーシェアでも楽天ポイントを活用できるのが魅力。
カーシェアの料金や利用できる車両・ステーションなどを確認してから利用できます。
楽天カーシェアをチェックする
dカーシェア
dカーシェアは、複数のカーシェア・レンタカーから利用したい車を選べるサービスです。
初期費用・月額基本料が0円で、ドコモユーザー以外でも利用できます。
「1つのカーシェアだけではなく、いくつかのサービスをまとめて探したい」という方は、選択肢のひとつになります。
dカーシェアをチェックする
今回のタイムズカーの件とは別のサービスですが、これを機にカーシェア自体を見直したい方は、料金や利用条件などを比較してみてください。
※カーシェアの料金・利用条件・キャンペーンなどは変更される場合があります。利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

関連記事
まとめ
タイムズカーでは2026年9月、Webシステムへの不正アクセスが発生し、約660万アカウントについて第三者による情報取得が確認されました。
対象となる情報には、免許情報や本人確認書類なども含まれています。
一方で、現時点では、流出した情報が不特定多数に公開された事実や、本件に起因する個人情報の不正利用等は確認されていません。
免許証画像などの情報流出が心配な場合は、JICCの「名義の悪用防止」という本人申告を対策の一つとして検討できます。
JICCの本人申告は、スマホから申し込む場合700円(税込)、郵送の場合1,111円(税込)です。
また、全国銀行個人信用情報センターでは、オンラインでの本人申告が500円(税込)となっています。
ただし、本人申告は不正利用を完全に防ぐものではありません。
また、2026年10月1日時点では、タイムズモビリティから今回の情報流出に対する一律の補償金・見舞金や、本人申告にかかる費用を負担するという発表は確認できません。
今後、タイムズモビリティから追加発表が行われる可能性もあるため、公式サイトから最新情報を確認しておきましょう。
※この記事は2026年10月1日時点の情報をもとにしています。本人申告の手数料や手続き方法、タイムズモビリティの対応は変更される可能性があります。実際に手続きする際は各機関・タイムズモビリティの公式情報をご確認ください。




コメント